更新令和7年6月21日
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1)人類の全文明には共通して同じ一なる目的があり、究極の目標を志向している。
2)神と自然はこの世に何一つ無駄なもの、無益なものは創らない
3)すべて存在するものは意味を有する。
4)地上世界の秩序は天上の秩序を雛型とするとする方向に進む。
5)人間の究極の善は完全なる自己実現をなすことにある。
6)5)をなすために最も重要な条件は世界平和であり、そのためには人間は何よりも自由でなくてはならない。自由であればあるほど、人は善へと向かい得るからである。
7)6)を達成するために最も重要なものは《正義》である。
8)《正義》に生きた力を付与するのは《愛》であり、《愛》が強ければ強いほど、《正義》は活力を与えられる。
9)それゆえ、ただしき政治とは、人々が自由であり、自己のために存在できることを志向するものである。すなわち、市民が政治家のために、人民が王(国家)のために存在するのではなく、政治家が市民のために、王(国家)が人民のために存在するものでなくてはならない。教会においても同様のことが言える。巨魁の資産は貧しき者のための資産である。しかるに、貧しき者の救助のために向けられることがない。良く喜捨されても、悪く所有されているのである。
更新令和7年6月21日
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