高野山・根来寺・長谷寺・室生寺の四霊場を巡る団参のご案内

もうひとつの「総本山巡り」と「魂の遍路」の旅について

令和八年十一月、法圓寺・歓喜寺の檀信徒の皆さまとともに、 高野山・根来寺・長谷寺・室生寺の四霊場を巡る団参を企画いたしました。

今回の旅は、親睦を深め、無事に参拝を終えることが第一の目的です。 どうか皆さまが、事故なく、怪我なく、病気なく、 「良い旅でしたね」と笑顔で帰ってこられることを心より願っております。

そのうえで── この四霊場には、古来より“心を静かに整える力”が宿っています。 それは、言葉で説明するものではなく、 それぞれの方が、それぞれの人生の歩みの中で、 ふとした瞬間に感じ取るものです。

ここでは、旅の背景として、 四つの霊場がそっと示してくれる“内なる歩み”を、 控えめに記しておきます。

● 高野山 ― 自分の「根源」に触れる場所

弘法大師の御山は、外界から隔絶された聖地です。 奥之院の静寂に身を置くと、 「私はどこから来て、どこへ向かうのか」 そんな問いが自然に胸に浮かぶことがあります。

沈黙そのものが、気づきを与えてくれる場所です。

● 根来寺 ― 自分の「こころ」と向き合う場所

興教大師覚鑁上人は、改革と孤独の中を歩まれた方です。 根来寺の歴史には“破壊”と“再生”が刻まれています。

人生の中で抱えてきた葛藤や痛みを、 そっと見つめ直すきっかけとなる場所でもあります。

● 長谷寺 ― 「受容」と「再生」の場所

今年は開基一三〇〇年の正当年。 観音さまの大慈大悲は、 「本来のあなたそのままでよい」 と静かに語りかけてくださいます。

ここでは、 誰かに救われた瞬間、 再び立ち上がった記憶が、 ふと胸に浮かぶ方もおられるでしょう。

● 室生寺 ― 「歩み続ける自分」を見つめる場所

女人高野として、誰にでも開かれた寺。 山深い自然と調和した伽藍は、人生の“道”そのものです。

小さくとも凛と立つ五重塔は、 「日々の小さな積み重ねが、人生を支える」 という静かな教えを示しています。

◆ 四霊場を通して生まれる“心の流れ”

この旅は、次のような内なる流れを自然に生みます。

  1. 高野山:根源に触れる

  2. 根来寺:厳しさと向き合う

  3. 長谷寺:受容と再生

  4. 室生寺:未来へ歩む

これはそのまま、 ひとりひとりが歩んできた「魂の遍路」の姿でもあります。

◆ 結びに

今回の団参は、楽しむための旅であってよいのです。 そのうえで、もし霊山の空気の中で、 “見えざれども、聞こえざれども、 仏の気配にふと触れる瞬間”があれば、 それは何よりのご縁です。

どうかこの旅が、 皆さまの人生の歩みにそっと寄り添い、 心の奥にある“本来の光”を思い出す機縁となりますように。

合掌 法圓寺・歓喜寺 住職 龍雲好久

参加ご希望の方は下記リンクページをご覧いただき、申込書を法圓寺にご送付ください。
申込〆切日R8年7月20日(月)

R8年本山参拝案内申込書.pdf へのリンク

檀信徒本山参り(団参)参拝資料.docx へのリンク

969-1601
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法圓寺
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